小川珈琲×NPO法人 LINK UP JAJAコラボイベント終了しました!

2025年1月19日(日) から 1月28日(火)、ジャマイカにブルーマウンテンコーヒー農場を持
つ小川珈琲が、堺町錦店にて「NPO法人 LINK UP JAJA」とのコラボレーションイベント
を開催しました。
当日は、さをり織りをはじめとするアート作品の展示に加え、ジャマイカで障害者支援に
取り組むLINK UP JAJA様の活動や障害者支援の現状を伝えるトークイベントを実施しま
した。
ご来場いただいた方々には、小川珈琲コーヒーからブルーマウンテンコーヒーをプレゼ
ント。NPO法人LINK UP JAJA代表・永村の想いに触れながら、個性豊かなさをり織りア
ートを楽しんでいただきました。
 小川珈琲スタッフより
「私自身、このイベントを通じて、ジャマイカの社会的課題について改めて考える機会を
得ました。また、LINK UP JAJA様の活動を知ることで、障害を持つ方々の可能性や、創
作を通じた自己表現の大切さを実感しました。
一杯のコーヒーをきっかけに、多様な価値観や社会課題に触れられる機会を創ることがで
き、とても嬉しく思います。これからも皆様とともに、私たちの未来やコーヒーを取り巻
く環境について考え、学び続けていきたいです。」

Ogawa Coffee, which owns Blue Mountain Coffee Farm in Jamaica, held a collaboration
event with “NPO LINK UP JAJA” at the Sakaimachi Nishiki store.
On the day of the event, in addition to exhibiting artworks including hand weaving, a talk
event was held to introduce the activities of LINK UP JAJA, which supports people with
disabilities in Jamaica, and the current state of support for people with disabilities.
Those who attended received a free Blue Mountain Coffee from Ogawa Coffee.
Participants enjoyed the unique hand-weaving art while experiencing the thoughts of

Nagamura, the NPO LINK UP JAJA representative.
“Through this event, I myself had the opportunity to think about Jamaica’s social issues
again. Also, by learning about LINK UP JAJA’s activities, I realized the potential of people
with disabilities and the importance of self-expression through creation.
I am very happy to create an opportunity for people to discuss diverse values ​​and social
issues over a cup of coffee. We would like to continue to think and learn about our future
and the environment surrounding coffee with everyone. ”
-a staff of OGAWA COFFEE


*This is not OGAWA COFFEE’s official video

さをり織りアート展開催!〜ジャマイカと日本を手織りでつなぐ〜@小川珈琲 堺町錦店

小川珈琲 堺町錦店にて、2025 年1月19日(日) から 1月28 日(火)までの期間、コラボレーションイベント「NPO LINK UP JAJA さをり織りアート展 ~ジャマイカと日本を手織りでつなぐ~」を開催します。

1月9日「ジャマイカ ブルーマウンテンコーヒーの日」を記念して、小川珈琲の直営店およびオンラインショップで開催される「“勝ち豆”ブルーマウンテンフェア」の一環として実施します。

会場では、LINK UP JAJA によるさをり織りなどのアート作品の展示のほか、ブルーマウンテンOGAWA PLOT の試飲・販売を行います。また、展示前日となる1月18日(土)にはLINK UP JAJA の活動内容やジャマイカの障害者支援の現状を伝えるトークイベントを実施。ジャマイカの文化やそこで暮らす障害者の方々の想いに触れながら、個性豊かな作品をお楽しみください。

【開催概要】

会 場:小川珈琲 堺町錦店 2 階 ギャラリースペース
京都府京都市中京区堺町錦小路上る菊屋町519-1

日 時:2025 年 1 月19 日(日) ~ 1 月28 日(火) 11:00~18:00
(代表永村トークイベント:2025 年1 月18 日(土)15:00~16:00 要予約:定員15名)

【お知らせ】居酒屋ごりらでジャマイカナイト!

1/11(土)に大阪市住之江区の障害者支援団体、夢宙(むちゅう)センターが経営するバリアフリー居酒屋「居楽家ごりら」でジャマイカイベントを開催することになりました🇯🇲♪

【イベント概要】
・開催日時:2025年1月11日(土)
15:00-17:00 ジャマイカ写真&グッズ展 
17:00-20:00 活動紹介、レゲエライブ、ジャマイカ風料理などなど!

・開催場所:居酒屋ごりら
大阪市住之江区新北島1-2-1 オスカードリーム1F 居楽屋

・参加費用:食事付き
大人  4000円 飲み放題🍻
中高生 1500円
こども 無料

50名限定❣ 要予約制⭕️

【ご予約はこちら】 
インスタDM または
メール✉️ info@linkup-jaja.org



JAJAカレンダー2025発売開始!

NPO法人LINK UP JAJA(リンコップジャジャ)が制作したカレンダー「JAJAカレンダー2025」

LINK UP JAJAに関わる人々の笑顔をたくさんの写真に詰め込みました。 

カレンダーの売上は、「ジャマイカにおける障害者の居場所づくり事業」など、LINK UP JAJAが取り組む様々な社会貢献活動に役立てられます。

カレンダーには予定が書き込めるので実用的です。お部屋に、職場に、ご活用下さい。

サイズ A 4(見開きA3)

購入は全国の協力店、オンラインショップで購入できます。

JAJAカレンダー2024発売開始

NPO法人LINK UP JAJA(リンコップジャジャ)が制作したカレンダー「JAJAカレンダー2024」

LINK UP JAJAに関わる人々の笑顔をたくさんの写真に詰め込みました。 

カレンダーの売上は、「ジャマイカにおける障害者の居場所づくり事業」など、LINK UP JAJAが取り組む様々な社会貢献活動に役立てられます。

カレンダーには予定が書き込めるので実用的です。お部屋に、職場に、ご活用下さい。

サイズ A3 縦

購入は全国の協力店、オンラインショップで購入できます。

OGA from Jah Works × LINK UP JAJA企画 ジャマイカこども食堂

レゲエセレクタ―のOGAとリンコップジャジャのコラボ企画!

今年7月にジャマイカで行われたReggae Sumfest 2023のサウンドクラッシュ(音楽トーナメント)で見事3位に入賞した我らが「オガちゃん」ことOGAが、先日Instagramのサブスクリプションを開始しました。

そのサブスク収益の10%が、リンコップジャジャを通してジャマイカの子どもたちに還元されます。

活動レポート、お楽しみに!

ブログ【レポート】オンラインサロン「おなかの学校」企画Zoomで行くリアルジャマイカツアー

2021年11月7日、これまでにないユニークなイベントが開催されました。ジャマイカの魅力やNPO法人リンコップジャジャを立ち上げた経緯を、レゲエミュージックをふんだんに交えながらご紹介するというオンラインイベント、その名も「おなかの学校企画Zoomで行くリアルジャマイカツアー」です。

企画して頂いたのは、大阪・本町にある「ハラ揉みわごいち」の院長、三宅弘晃先生。その名の通り「わごいち」はおなかから病気を癒す整体院です。20年間、のべ数千人のおなかを揉んでこられた三宅先生のもとには、原因不明の病気で病院をいくつも回って「わごいち」に辿り着く方もたくさんおられるそうです。先日三宅先生が出版された本「一日3分で長引く不調が改善!『おなか白湯もみ』健康法」は、なんとAmazonの便秘本部門で一位を取られたんだとか。私もおなかモミモミしてますよ~♪

https://www.wagoichi.com/media/

その三宅先生が、NPO法人リンコップジャジャの取り組みを、ご自分の周りの方にも知ってもらおうという応援のお気持ちから「ジャマイカのことをぜひ教えて欲しい」と言ってくださり、三宅先生が運営するオンラインサロン「おなかの学校」企画でこの度のオンラインツアーが生まれました。

ふだんあまりジャマイカやレゲエにゆかりがない方たちにも興味を持って話を聞いて頂けるか不安でしたが、三宅先生やお弟子さんたちの素晴らしいサポートのお陰で楽しくオンラインツアーを終えることができ、参加者の方からも「参加して良かった」というお声をたくさん頂き、ほっと一安心でした!

オンラインツアーの様子は三宅先生がご自身のブログで詳しく書いてくださいましたので、詳しくはそちらをご覧ください♪

https://uzumakumuku.info/entry/2021/11/14/192814

三宅先生と初めてお会いしたのは10年くらい前です。実はお弟子さんのひとりが元・レゲエバーのバーテンダーで、彼女と知り合ったのはもう20年前になります。ご縁と言うのは不思議で、有難いものだとつくづく感じます。

三宅先生が特に興味を持ち、オンラインツアー中にもハイライトして下さったのが、ジャマイカの被支配の歴史です。奴隷船でアフリカからジャマイカに連れて来られた現在のジャマイカ人の先祖たちが受けた支配は、奴隷制が廃止となりジャマイカが独立してからも弱者を搾取する社会構造(バビロンシステム)となって居座りました。

レゲエは、虐げられた人々が失われた尊厳を回復するための闘いであり、人権保障を勝ち取ろうというメッセージでもあります。そのメッセージは海を越え、あらゆる国や地域で人々の共感を生み、そうしてレゲエは世界中で愛される音楽となったのだと思います。

出典:LMusic

レゲエ用語にRebel(レベル)という言葉があります。直訳すると「反抗者」、つまり世の中の不条理に立ち向かい闘う人たちのことです。私から見ると、三宅先生やお弟子さんたちはまさにRebelです。表面的な対処を繰り返すことをせず、問題の根本を探り、原因にアプローチする。批判や非難を恐れず、常識を疑い、信念を持って行動されるその姿は本当にカッコイイ!

ちなみにこのオンラインツアー、ラム酒片手にオンライン飲みツアーだったんですよ♪二次会、三次会でもしこたま飲ませて頂きました。三宅先生、本当にご馳走様でした!!きっとまた「わごいち」さんとリンコップジャジャがリンクして楽しい企画ができると思うので、その時はまたたくさんの方とLINK UPできたらいいなと思います。

(リンコップジャジャ 代表 永村夏美)

食と現代美術vol.8に行ってきました!

我らがメンバーのカブさんが横浜での展示会に参加しているとのことで、遊びに行ってきました。

場所は、横浜からみなとみらい線で一駅のところにある新高島駅。改札を抜けてエスカレーターを上がるとそれらしきポスターを発見!
受付でチケットを買って、早速中へ入ってきいきます。

大人1人900円でした!

今回のテーマは『アートと食と街」
「食は、他の全ての文化領域を飲み込んでしまう包容力と普遍性をもっている。」(ポスターより)

ほうほう。わかるような。わからないような。と思いつつ入ってみると色々面白そうなものを見つけました。

くるくる回るフランスパンの凹凸に合わせて、瓶に入ったLEDのライトが上下したり。本の砂糖漬けがあったり、煮られた本があったり。見ただけでは「ん?」って思ってしまいますが、解説を読んでみるとさまざまな観点から食を捉えていて、その見方がとても美しいなと思ってしまいました。

フランスパンの凹凸に合わせて、LEDライトの入った瓶が上下する。

そして手が空いたカブさんのところへ!

JICAの青年海外協力隊としてジャマイカへ派遣されて、植物の専門家として派遣されていたカブさん。その頃のお話しはインタビューでたくさん伺ったので、また次回のお楽しみにしますね。

色々なハーブを説明してくれるカブさん

ブースにはジャマイカ料理の写真と、茶色い袋やジップロックに入った怪しい葉っぱと怪しい液体が入ったボトルがズラリ。笑

ジャマイカのピンクの花を集めたはちみつもありました!

ペパーミントやバジル、ローズマリーなど聞き馴染みのあるものも日本で知られているものと、ジャマイカではまた少し違うんだそう。そんな興味深いお話しを聞きつつ、食べてみてと渡されたのが、モリンガの実。

羽付きの玉の先っちょに使われているような見た目の実の殻を歯で割るとなかから白い身がでてきます。

モリンガの実

味がないなーと思って食べてると顔がねじ曲がるぐらいの強烈な苦味が。

カブさん勧められるままにお水を飲むと、今度はただのお水が砂糖水ぐらいに甘く感じるので、ほんとに不思議。水がなくなるとまた口の中が苦くなって、水を飲むと甘く感じるんです。

ちなみに1日3つ食べると身体にいいらしく、ジャマイカ人もよく食べるそう。私は1ヶ月に1粒でいいかな。そんな味でした。

ジャマイカにはメディシンマンという、薬草を調合する方がいて、日本でいうホームドクター的な立場のメディシンマンがどの家庭にもいるんだとか。

メディシンマンの弟子というカブさんにいくつか飲ませていただきました。

一番左からノニ、ルーツトニック、メディシン

最初にいただいたのが、風邪に効くという写真一番右のmedicine. これはこの日頂いた中で断トツに不味い。身体に良さそうな味でした。高熱でも頭がシャキッとしそうです。

次が真ん中の滋養強壮によいというRoots tonic。独特な香りがとても強く警戒心MAXでしたが、酸っぱくさっぱり、さっきほど癖はありませんでした。

3つ目にいただいたのがNoni.最近は日本で売られていることもあるそうですが、私は初見でした。味はブルーチーズ。うん。

その他にも美味しいハーブティーも入れていただきました。(飲んでばっかだな。)

タルシー (ホーリーバジル)、モリンガリーフ、ペパーミントのハーブティー。

ホッとひと息つける優しいハーブティーでした。

うっかり写真を撮る前に全部飲んでしまいました。左にあるペパーミントを振っていただきます。

“異文化理解”や”国際協力”と言われると堅いお話になってしまいがちですが、こういうアートや食を通して知る感じるというのは、感覚的な理解ができるのでとてもいい機会になりました!

いつもと違った視点から見られるのもまた面白いですよね。

カブさんありがとうございました。

食と現代美術vol.8は今月19日までやっています。ご興味のある方はぜひ遊びに行ってみてください!カブさんが丁寧にジャマイカハーブを解説してくれます♪

ジャマイカの障害児とむきあう作業療法士!あゆみさんに聞くvol2

あゆみさんに聞く!前半では作業療法士のお仕事やジャマイカでの活動についてお話を伺いました。前回のお話がまだの方はこちらからお読みいただけます。

後半となる今回は、ジャマイカの障害のある子供たちが置かれている状況についてよりさらに詳しくお伝えしていきます。前回に引き続きお話を伺うのは、2018年度4次に青年海外協力隊としてジャマイカへ派遣されていたあゆみさん。障害のある子供たちが通う施設を運営しているジャマイカのNGO団体で作業療法士として活動していました。

  <目次>

1、印象に残っている子供たち

2、ジャマイカ障害児の置かれている生活環境

3、卒業先の進路について

4、障害者の社会参画を進めるために

筆者
筆者

あゆみさん!では今回もよろしくお願いいたします!

よろしくお願いいたします。

1、印象に残っている子供たち

筆者
筆者

前回CBRJでは30人もの障碍のある子供たちを、スタッフ4、5人でケアしていると聞いて本当にびっくりしました。忙しい毎日だったと思うのですが、活動をしていく中で印象に残っている子はいますか?

みんなかわいい子たちだったから、とても印象に残っています。中でも印象に残っているのは、私が行ったときに既にいた3歳の男の子ですね。机の上に登って飛び降りたり、走り回ったりとか、壁にかじりついてガジガジしたりとか。とにかく動くのが好きな子でした。

それに対してスタッフのやっているアクティビティーが、その子に何かをみせてこれは赤だよ。これは青だよ。まだ赤、青に興味があるかどうかわからなかったし、長い言葉を聞くのは難しそうだなと思っていました。座れる時間も長くなくて。

遊びのアクティビティーがなかったので、スポンジのスタンピングのアクティビティー

子どもは成長するためにたくさんの感覚遊びを行って自分の体に気づいたり、外界を感じて操作していくと言われています。両手を合わせてみる、視界に入ったおかあさんや手、おもちゃを見てみる、おもちゃを振って音を鳴らしてみる、たかいたかいで揺れを感じるなど。ご飯をぐちゃぐちゃにして遊ぶのも好きですね。その子は加速や回転を感じる前庭覚とか、体の位置や動き、力の入れ具合を感じる固有需受容覚が感じにくい子で、でもそこを感じられるとすごく楽しいのかなという印象でした。

まずはその子と仲良くなりたくて、私に注目してもらうために好きな感覚の入る遊びをしました。高い高いしたり、おんぶしたり、足もって逆立ちさせたりしてました。そういう遊びをしてたらだんだん懐いてくれて。

外遊びの一場面

私に関心を示してくれるようになったから、一緒にパズルをはめるとか。そういう遊びが楽しいかなって。まだ言葉が出なかったけど、人に興味を持って一緒に遊ぶことができるようになりました。そうなると四六時中おんぶしてってくるから、急に飛び乗ってきてすごく困ったこともあったけど笑

子どもが増えて、その子になかなかかまってあげられなくて、遠くから見ているようになったこともあったんだけど、段々とそれも受け入れられるようになって。

お母さんがことばが出てほしいということをずっと言っていたので、まね遊びをしようと思って、食べ物のカードを持っいくと本人が自分から食べる真似をしてくれました。そうしていると口の動きもまねできるようになってきて「ぷ」の音を一緒にやったりしていました。彼は私が活動を始めたときから来ていたので、1年ほど成長を見られてうれしかったです。同僚にも今日はこんなことができてと報告していました。

筆者
筆者

慌ただしい日々の中で子供たちの成長が見られるのは、作業療法士の特権ですね。その子にとっても、くるくる回ったり、おんぶしてもらった時の浮遊感とか自分の感覚が満たされる遊びは楽しかったんだろうなーと想像できます。なんで子供の頃はあんなに走ったり、ジャンプしたりしていたんですかね。自分でも不思議です笑

筆者
筆者

CBRJでは彼らの成長と個性に合わせて、色々な遊びや活動をできるそうですが、ご家庭ではどんな環境で過ごしているのでしょうか?障害のある子供たちにも、貧困の問題はかなり影響してきますよね。

2、ジャマイカ障害児の置かれている生活環境

貧しいかどうかは分からなくて、私のとこに来ていた子たちは車があったり、ちょっと遠くでも送ってもらえるような子たちだったから、すごく貧しいかといわれるとそうではないかもしれません。お金持ちでもないけど。

タクシーに一人で乗れる子は運転手に預けられて乗り合いタクシーできます。お家が遠くて、タクシー代を出すのが大変だから週に3回しか来れない子とかはいましたね。

子どもによっても差があって、持ってくるおやつとかで、フルーツを持ってくる子は恵まれてるなとか(栄養を考えてフルーツを買う経済力がある)、大体はすごい色のついたスナックなので。あとは、学校が指定した教科書とかクレヨンとかは家庭で用意してもらうんだけど、持って来れる子ともって来れない子といるから、そういうところに差はあったかな。

主に肢体不自由の子が過ごす場所

私がいた地域でも、明らかに障害者に意地悪したりとか、障害者がいるから悪魔が付いたんだみたいな迷信は聞いたことないです。でも親に対するアンケートの中で、「身ごもった時に障害のある子を見たから障害を持った」って項目があって、スタッフに聞くとそういう迷信があると教えてもらいました。

学校で受け入れてもらえないのは単純にマンパワー不足なのと、あとはどうやって教育していいか分からないという感じはありましたね。

でもCBRJに来られる子がいる一方で、昔家庭訪問をやっていたときに、スタッフが関わっていたおうちを訪問させていただけたことがありました。マンデビル周辺から車で少し行ったところにある家に住んでいる、主に知的にも身体的にも重度な13歳から26歳の子どもや大人のいる家庭をいくつかスタッフと訪ねたのですが、家の前が急な坂道や、家まで入るのに車の通れない狭い道を通らないといけない家もあって、外に出るのが物理的にも難しいんだろうなと思いました。イベントで知り合ったお母さんで息子が17歳だけど一度も学校に行ったことがないという人に出会ったこともありました。

家庭の事情でいうとジャマイカだけに限らないかもしれませんが、家庭の子どもの受け止め方がうまくいっていなくて、兄弟と比べられて、おまえはできないといわれていたりして、とても傷ついている様子で、それがセンターでも癇癪という行動に出てしまっている子がいました。

もう一人の子は、普通学校に行っていたけれど、学校でうまくやっていけないからと連れて来られた子がいて、詳しいことはわからないけれどいつもお腹をすかせてセンターに来て、大人の気をひくためにわざと困ることをする子がいました。困ることばかりするけど、帰るのはすごく嫌がる。

勉強についていけるかいかないかより、家庭環境がうまく機能していなくてそれが行動にも影響を与えているんだろうなと思っていました。

2人とも6,7歳くらいの子で、この子たちは機能的な障害は他の子に比べて重くないけれど、社会に出てきたときに犯罪に巻き込まれたりしないかとか、この子たちはどうなっていくのかとかいろいろと思っていました。コロナ禍の学校が閉まっている状況下でも一番気になっている子たちです。

クリスマス会

一方で国からは保障されていなくても、助け合いの精神が根付いているなと感じたこともあります。

自分の子じゃなくても育てられない子を預かって育てていたりとか、障害を持っている子を自分の家で何人かお世話している人もいて、コミュニティの外で過ごしているのを見かけないだけで、コミュニティの中で助け合って生活しているのかもしれません。本当に家から出られない人は、地形的にもでこぼこの奥まったところに住んでいたりするので、地域差も多いかと思います。

筆者
筆者

ジャジャでお世話になっているテーラーのユリさんも養子として大切に育てられたと伺いました。地域で子供を育てていったり、困ったときはお互いさまで協力しあえたりする、温かい国なんですね。

途上国あるあるかもしれないのですが、良くも悪くも自分と他人、自分の家庭と他人の家庭の境界線が限りなくゼロに近いんだなと感じることは多いです。そしてそれが外国人でも分け隔てなく接してくれる優しさがありますよね。

筆者
筆者

そして気になるのが、子供たちの卒業後の進路です。

ジャマイカでは障害のある方の働き口はどれぐらいあるのでしょうか?

テーラーのユリさん(一番右)、養父母のアンドリューさんリサさんご夫妻

3、卒業先の進路について

障害のある方が働く場所はほとんどないのが現状です。

首都のキングストンであれば、特別支援学校のなかに作業所があってアクセサリーを作っていたりもしますが、行けるのは一握りの卒業生10人ぐらいです。他にも聴覚障害の人が働いているカフェ、デフキャンコーヒーもありますね。

政府のプログラムとしても職業訓練があって、トレーニングや実地訓練合わせて6ヶ月のプログラムなんだけど、訓練した後に行く場所があるわけではないんです。スーパーとかレストランとかで知的障害の子が働いているのをチラッと見かけたことはあるけど、たぶんそのプログラムなのかな。他の隊員に聞いた話では、親がお金持ちだと、身体障害があっても知的にそこまで低くなければ働いているっていうこともあるみたいです。だけど全体としてはほぼ行くところはないですね。

筆者
筆者

日本だと障害者雇用促進法もあって、事務職やSE、デザイナーや工場内作業とか健常者とあまり変わらない雇用環境が整っていますもんね。それはそれでまだまだ制度に問題があったりもするのかもしれませんが、少なくとも、障害のある方と社会の接点はジャマイカよりも多くあるのかなと感じました。

筆者
筆者

では、ジャマイカで障害のある方の社会参画進めるためにはどうしていくべきだと思われますか?

4、障害者の社会参画を進めるために

答えはジャマイカの人たちの中にあると思っています。

日本は卒業したら行くところがあるけど、だからと言ってすべてが上手くいっているかっていうとそうじゃない気がしていて。日本の場合、マジョリティー(多数)の意見が優先されてしまうので、どっちかというと病気の予防とかアンチエイジングとか。障害にならないことが良しとされている感じがします。

多様な選択肢やチャンス、価値を一つのものさしではからない社会の寛容さがあればいいなと思うのですが。日本もいろんな意味で模索しているところもあると思うし、文化も状況も違うので、日本をすべてモデルにするのではなくて、ジャマイカなりの方法を模索する必要があると思います。

マンデビルの市場

ですが、言えるとしたら2つあって、財源が少ない。ということと、障害者というのがジャマイカの中では保護される対象になってしまっているのかなと思います。一人の人として自分の意思があって、自分の生活があって、こんなことがしたいんだ!っていうのが言えない状況なのかもしれないなと・

どう社会参加を進めていけば良いかは分からないけど、アメリカや日本では最初は何の保証もないところから当事者の人が頑張って、“自分たちには自分たちの意思があるんだ”という活動を経て勝ち取ってきたから今の法律とか福祉があるのだと思います。

だけどジャマイカにはそういう考えがないんです。

筆者
筆者

社会や色々な人と触れる世界が少ないから、障害者の方の住む世界が小さすぎて、選択肢として「自分たちの権利を勝ち取っていこう」というアイデアが出てこないということですか?

そういう考え方もあるかもしれない。昨年の3月にモザンビークとかマレーシアとかモンゴルの障害持っているひとに関わる人たちの研修があったのですが、マレーシアでは子どものときから、セルフアドボカシーの活動を行っていくキャンプをするそうです。

筆者
筆者

ロールモデルとなる先駆者の存在は大切なんですね。障害のある方々の行動力で法整備が進んだ日本は、次の段階として、障害のある方たちに対する健常者の心の持ち方を変えていく必要があるのかなと個人的に思っています。

その人の“障害”にフォーカスする24時間テレビのような番組ではなく、健常者と同じようにその人の個性とか生まれ持った面白さにフォーカスする番組があったらいいなと。

筆者
筆者

少し話がそれてしまいましたが、最後の最後に教えてください!

ジャマイカのいいところはなんですか?

5、みんなに教えたい!ジャマイカのいいところ!

面倒だなってところはいっぱいあるけど。笑 仕事でもさっさと前にすすまないことや、こちらが伝えたいことがイメージの共有がない分伝わりにくい。それは文化の違いもあるし、相手が専門職でないローカルな人たちというのもあります。その分、小さな前進は私にとっても同僚にとってもとてもうれしいことでした。

出会った人がいい人達で、人を喜ばせるのが好きで、ジャマイカの食べ物を紹介してくれたりとか。

ジャマイカ中の全種類のマンゴーを食べなさいって持ってきてくれたりもしました。あと自分たちのことが好きで、ジャマイカのこともすごく誇りを持っていて、姉御肌な人が多いです。

いろんな種類のマンゴー、ライチ、バナナ

あんまり社会の制度がちゃんとしていない分、みんなが挑戦できるというか。やりたいことができる環境もありますね。

筆者
筆者

自分に自信があって、世話焼きで、姉御肌。やっぱりジャマイカの方々はイメージ通りのパワフルですね!

ジャマイカに戻っての活動が再開したら、またお話を聞かせてください!

あゆみさん長々とインタビューさせていただきありがとうございました。

ジャマイカの障害児とむきあう作業療法士!あゆみさんに聞くvol1

社会格差が大きな課題となっているジャマイカ。その中でも女性や子どもたち、障害者の方たちはより厳しい生活を強いられているのが現状です。今回から2回に分けて、ジャマイカの障害をもつ子どもたちが直面する現実とジャマイカの社会福祉について、ご紹介していきます。

お話を伺ったのは、代表永村の同期でもある2018年度4次隊、ジャマイカ派遣のあゆみさん!作業療法士としてNGO団体CBRJで活動されていたあゆみさんに、がっつり2時間インタビューをさせて頂きました。

  <目次>

1、作業療法士ってどんなお仕事?

2、活動先、CBRJとは

3、気になる現地での活動

4、日本とジャマイカの違い

5、再派遣したら何をする?

1、作業療法士ってどんなお仕事?

筆者
筆者

そもそも作業療法士とはどんなお仕事なのでしょうか?

医療関係のお仕事をしていない一般の方には、なかなか想像しづらいのではないかと思います。ちなみに私も全くイメージが付きません。

というわけで、改めましてあゆみさんよろしくお願いいたします!

よろしくお願いします。

作業療法の仕事は、実際に作業療法をしていても伝わらないことがあるので確かに難しいですよね。哲学としては「作業をすることで人は健康に幸せになる」といわれていて、日常生活でいうと朝起きたら顔を洗って、ご飯を食べてとか、学校に行って、仕事に行って。とかそういう作業(占有している活動、occupation)の積み重ねがその人、その人の人生を作っています。

だから、もし障害を持ってトイレができなくなれば自分の尊厳が下がりますし。その子に合わないレベルの難しい課題ばかりさせられていたり、子どもにとってもみんなができているのに自分だけできなかったら自信を失ってしまいますよね。そしてその作業も和式便所なのか洋式便所なのかなどの文化習慣の違いで、満足する作業も変わってきます。

筆者
筆者

患者さん一人ひとり違うゴールを持っているんですね。

自分の日常生活を、“作業の連続”という観点で見たことはなかったのですが、確かに小さなケガでも“いつも通りの当たり前の作業”が思うようにできなくなるだけで、ものすごいストレスを感じていました。持っている力を作業を通して最大限に引き出すことで、自分の尊厳が保てるということなんですね!

筆者
筆者

そうなるとジャマイカと日本では文化的背景も生活も全く違って、苦労したところも多かったのではないでしょうか?活動先のCBRJはどんなNGO団体ですか?

2、活動先、CBRJとは

障害をもつ子どもたちが通ってくる施設です。

私が活動していた時は、2歳から13歳の子まで。脳性麻痺、知的障害、ダウン症、自閉症、ことばの発達がゆっくりな子たちがいました。基本的にはセルフケア、特にトイレの自立していない重度な子が多かったですね。ジャマイカの学校にも特別支援学校は一応あるんだけど、トイレが自立していないと受け入れてもらえなくて。

キングストンなら障害が重くても行ける場所はもっとあるんだけど、私が住んでいたマンデビルっていう、首都から2時間ぐらいの都市には障害のある子どもたちを預かってくれる施設が少なくて、そういう子たちが日中過ごす場所として来ていました。

マンデビルの朝のまちの様子。 ここの通りに市場と服や日常品、携帯電話、雑貨などいろんな商店がそろっている。

でもちゃんとした教師の資格を持った先生はセンターマネージャーっていう施設長だけで、あとは本当に地域の子育ての経験しかない人たちがスタッフとして働いていました。

歴史はまあまあ長くて1980年代ぐらいからNGOの団体はあったんだけれども、NGOの本部はスパニッシュタウンていう昔首都だったところにあって、私がいたその支部は私が配属される半年前に再開したばっかり。お金がなくて5年ぐらい閉まっていて、教育省からお金が出てやっと再開したところでした。だからほとんどのスタッフは再開してから初めて雇われたスタッフばかりの状況でしたね。

同僚大集合!

筆者
筆者

地元の特別支援学校に行けない子どもたちにとっては、外の社会に関われる貴重な場所なんですね!再開したばかりの施設に、経験の浅いスタッフ。。なかなか厳しい状況が伺えます。

教育省からお金がでてというお話でしたが、運営資金はすべて教育省からでていたのですか?

スタッフの給料自体は教育省から出ています。それが出るようになったから、たぶん再開できるようになったのかな。それ以外は寄付から成り立ってる部分が大きくて。デジセルっていう携帯の会社が、デジセルマラソンみたいなイベントをしたりして、参加費とか協賛のお金を集めて分配してくれます。

Digicel マラソン 夜開始だったので真っ暗です…..

そういう企業から寄付があるのと。ジャマイカはすごく貧富の差があるから、お金持ちの人が寄付をしてくれます。お金持ちの人たちは身につけているものが全然違います。あとは教会からの寄付ですね。

そんなに高くはないんだけど、子どもの家族から徴収する教育費とか。最初入るときに、聞き取りをして子どもの今の発達レベルを聞くアセスメント料と、学期ごとの授業料もあって、それでやっと成り立っていました。

筆者
筆者

政府に企業に教会まで支えてくれる場所が多いのはとても素晴らしい環境ですね。筆者がいたアフリカのザンビアだと、「給料が未払い→仕事のモチベーションが上がらない→売り上げも上がらない→給料が支払えない」みたいな悪循環に陥っているところはとても多かったので。スタッフの給料がきちんと確保されているというのはとても大切なことだと思います。

筆者
筆者

具体的にはどんな活動をされていたんですか?

3、気になる活動内容

なる現地での活動

子どもの数がものすごく多くて、なかなか大変なところもありました。

再開したばかりだったのもあって、私が赴任した時は子どもが5人しかいなかったんだけど、いろんな人が広めたりとかスタッフも宣伝したりして、9月の新学期には30人ぐらいになって。なのにスタッフが5人ぐらいしかいない状況でした。

重度な子が多いから、ご飯食べさせたりオムツ替えたりに時間が取られるし。逆に動けるけれども走り回ってる子もいるから。最低限ご飯はあげるし、オムツは汚くならないように頑張るけど、もうそれでへとへとみたいな感じでしたね。最初は。なんとなく成り立っていました。

資格もないというのもあるし、いつ何するかの枠組み、誰が何をするかも全然決まっていなくて、このだいたいのスケジュールも子どもが増えて4ヶ月後くらいにやっと定着していきました。

みんな大好き!おやつの時間 
photo by たかのてるこ

筆者
筆者

障害のタイプも色々ある2歳~13歳の子どもたちを5人のスタッフでみていたんですか!?

カオスな状況が目に浮かびます。それだけでも脱帽ですが、施設以外でも色々活動されていたんですよね?

そうですね。その施設だけを見ていたら、ジャマイカに求められている作業療法士像とか、その子たちにとって必要なことが見えてこないような気がして、地域に行って、施設が地域にとってどんな役割を担っているとか。子どもたちが社会参加をするために、今学校に入れてもらうためにはどんな要素が必要かとかを知りたかったんです。

それで首都にある障害者登録を管轄している労働省に行って、CBRJにいる重度の子たちが、卒業したあとに行く場所だったりとか、障害者に対するサービスの詳しい条件を聞きに行ったりしていました。

地元の小学校

マンデビルの地域にできたばかりの障害児のアセスメントセンターがあって、そこではどんなサービスを提供しているかを見に行ったりとか。一般の幼稚園(ベイシックスクール)や小学校で子どもたちが求められている作業スキルを確認したり、先生が障害を持った子どもたちにどんな考えを持っているか聞きに行ったりとかもしていましたね。

筆者
筆者

作業療法士のお仕事についてのお話であったように、子どもたちが置かれた文化的背景や環境を知ることがとても大切なんですね。それにしてもあれだけ毎日の仕事が忙しそうなのに、施設の外でもアクティブに活動されていたことが尊敬です。

活動をしていくなかで、どんなところで日本とジャマイカの違いを感じましたか?

4、日本とジャマイカの違い

日本だと子どもは遊ぶもの。って感じだけど、ジャマイカのベイシックスクール(4~6歳の子が通う幼稚園)は読み書き計算ができるようになるための勉強をするところという印象でした。

滑り台1つ滑るにしても数字のカードを渡されて、1番のカードを持っている子は滑っていいよって言われるけどまだ数字が理解できていないので、この子たちにとって難しいことをしているなと思いました。

地元の幼稚園

他にも先生の言うとおりにやらなきゃいけないことが多いかな。工作をするときもヤム芋(紙で?)を作るときに、もう芋の形に切られていたり、絵の具で色を塗るんだけど、絵の具の量もこれくらいって渡されて、こういう風に塗りなさいまで言われて。言われたとおりにやるんです。それでもカリキュラムの目標にはクリエイティブ、創造性を養うって書かれてました。笑

先ほどのお話ともかぶってくるのですが、生活とかをイメージするのに、前提が日本と違うのでそこは難しかったです。寝るのはお布団ではないし、土足の文化だから床でハイハイするのも限られた場所で。

ジャマイカの人のスタンダードが分からないから、それを飽くなく探求していました。

筆者
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絵の具の色も、塗り方も指定されて、クリエイティブを養うのはなかなか難しそうですね笑

幼稚園児は思いっきり遊んだほうがいいのか、勉強したほうがいいのか、どちらが絶対に正しいというのはないと思うのですが、個人的には幼稚園の時に勉強しなくてすんでよかったなと思います。体を使って全力で遊べる時間は、人生の中でそんなに長くないですからね。

筆者
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今後、コロナが終息したら再派遣も考えているとお伺いしました。現地の戻ることができたらどんな活動をしたいですか?

5、再派遣したら何をする?

お世話になった同僚とその娘さん、よくCBRJに遊びに来てくれて日本のことを興味を持って聞いてくれました。

具体的には戻ってから考えようとも思っています。

でも活動中はセンターでの活動に一生懸命で、子どもを連れてきてくれる親とたまにおしゃべりするぐらいで、親にその子の持つ力を伸ばすためにどんなことに取り組んでいるか、家でどんなふうに過ごすとそれが生かせるか、その子に何が必要かとかをきちんと伝えられずに帰ってきてしまったことが心残りです。

あとまだ学校が再開してないのでずっと家にいて、親と関係がうまくいっていない子どもや、家庭環境が複雑で子どもとして必要な世話を十分に受けられていない子も中にはいたので、とても気になっています。

なので再派遣ができたら、家庭訪問をして、家庭の状況とかを知って、もう少し子どもと家族に向き合うこと。できたら自分の配属先の中だけではなく、コミュニティーの情報を集めたり、JICAの研修で知り合ったジャマイカの人たちと協力して、セルフアドボカシー(支援される立場ではなくて、自己決定を行う主体であることを主張し実践していく権利擁護の活動)の取り組みも行ってみたいなと思っています。

でもまだ再派遣されるか未定ですし、そのときに自分の状況が整っているかもわからないし、状況も変わっていそうなのであくまで想像ですね。

筆者
筆者

戻ってからもやることがたくさんありますね!日本だけでなく世界のコロナウィルス感染症が1日も早く終息することを願っております。

今回は、作業療法士は何か?というところから、あゆみさんのジャマイカでの活動やジャマイカと日本の違いについてお話を伺いました。次回はさらに具体的に、障害のある子どもたちが置かれている状況や、あゆみさんの生徒さんたちについてお話していきます。

お楽しみに!